文庫Xの中身は「殺人犯はそこにいる」遂に正体が明かされた

話題の「文庫X」の正体を遂に解禁

文庫Xの中身は「殺人犯はそこにいる」

盛岡市の書店「さわや書店フェザン店」が、とある文庫本の中身を隠して販売するという前代未聞の戦略を敢行したところ企画が大ヒットし、全国各地の書店に運動が広がったことで話題となった「文庫X」

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当初の告知通りに12月9日、(本を購入していない人にとっては)謎に包まれた作品の正体が遂に明かされた。

中身を伏せて販売され一大ムーブメントを起こした文庫本の正体は新潮文庫刊「殺人犯はそこにいる」だった。

この書はジャーナリストの清水潔氏による著書で1979年から1996年に起きた「北関東連続幼女誘拐殺人事件」の取材に基づき、警察の捜査や司法当局の驚愕とも呼べる腐敗ぶりを浮き彫りにしているドキュメント作品。

日本の警察の裏の顔を目の当たりにした読者からは、冤罪の恐ろしさや真犯人が特定されていながら逮捕しない警察への憤りなど、多くの感想が寄せられているという。

著者の清水氏も地震の著書が「文庫X」として販売された当初は実感が湧かなかったというが、実際の店頭で熱いメッセージが印刷されたオリジナルカバーで包まれた「文庫X」を見て心を打たれたという。

それにしても、かえすがえす中身を隠すという販売戦略の斬新さは感心させられるものがある。「さわや書店フェザン店」で同書は中身の解禁までのキャンペーン中に5,034冊を売り上げたという。本が売れないと叫ばれて久しいこのご時世に一店舗の店頭で1タイトルが5,000冊以上売れるなどというのは極めて異例であり、全国の書店の歴史上にも過去に例がないのではないか。

そして正体が明かされたことで、次に第二次ブームの波がやってくることも多いに考えられ、売り上げは更に全国的に伸びていくことだろう。未読の方には是非この機会に「殺人犯はそこにいる」を読んでいただきたい。内容保証付きである。

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