「突然ですが、明日結婚します」が月9ドラマ史上最低視聴率を記録

西内まりや主演ドラマが月9史上最低の視聴率を更新

「突然ですが、明日結婚します」が月9ドラマ史上最低視聴率を記録
出典:ライジングプロダクション

フジテレビ系ドラマ「突然ですが、明日結婚します」の第4話が13日に放送され、平均視聴率が6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録、月9ドラマ史上最低の視聴率を更新してしまった。

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同ドラマは月刊少女漫画雑誌「プチコミック」(小学館)で連載中の宮園いづみ氏の同名人気漫画。専業主婦に憧れを抱くOLと絶対に結婚したくない人気アナウンサーの恋愛ストーリー。OLの高梨あすか役には西内まりや、アナウンサー名波竜役には人気ロックバンドflumpoolのボーカリスト山村隆太が演じている。

80年代後半〜90年代前半にトレンディドラマの基礎を作り上げ、以降多数の恋愛ドラマを大ヒットさせてきた月9枠。93年の「ひとつ屋根の下」では最高視聴率37.8%を記録、平均視聴率では2001年の「HERO」が34.3%と国民的人気ドラマとなった。主演俳優も木村拓哉、福山雅治、竹野内豊、反町隆史、香取慎吾、松嶋菜々子、中山美穂、など若者を中心に絶大な支持を集め時代を代表する俳優(兼ミュージシャンなど)が起用されてきた。タイアップ主題歌も軒並み大ヒットを飛ばし、92年の「素顔のままで」の主題歌「君がいるだけで」(米米クラブ)は289万枚のセールスを記録、「SAY YES」(CHAGEandASKA)、「ラブ・ストーリーは突然に」(小田和正)、「名もなき詩」(Mr.Children)、「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵)などダブルミリオンを達成した楽曲も多く、本編ドラマと主題歌が相乗効果で大ヒットするという今ではおなじみのヒットの法則を確立したのも月9ドラマの功績と言っていいだろう。

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そんな月9も近年は若者の生活スタイルやテレビの視聴スタイルの多様化に伴い、視聴率の低迷化が叫ばれて久しい。かつては若者なら誰もが知っていて共通の話題になりえた月9ドラマも視聴者は減少、月9なら必ずヒットするという神話は完全に崩壊してしまった。今回の「突然ですが、明日結婚します」も、月9黄金時代を体験してきた視聴者からみれば小粒感は否めない。

昨年春の福山雅治主演「ラヴソング」がこれまでの月9ドラマの中では最低の6・8%を記録していたが、今回「突然ですが、明日結婚します」の第4話がワースト記録を塗り替えることとなった。

テレビ業界の全体的な不振という現状もあるが、とりわけフジテレビは視聴率競争においてここ数年は民放他局に惨敗を強いられている。かつてはフジの看板商品だった月9ドラマも時代や社会の変化とともに大きな変換期にさしかかっているのは間違いない。テレビファンとしてはフジテレビの健闘と巻き返しを願わずに入られない。

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