今村岳司西宮市長「中高生の頃タバコを吸っていた」発言が物議と波紋

今村岳司西宮市長がまたもやお騒がせ?

西宮市長今村岳司氏の発言が物議を呼んでいる
出典:今村岳司ブログ

兵庫県西宮市の今村岳司市長が11月27日に行なわれた「『中高生30000人の夢project』中高生ミーティング」の場で、自身が中高生の頃に授業を抜け出してタバコを吸っていた等の発言をしたことが物議を呼んでいる。

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今村市長は19日付の自身のブログにてこの件について言及、発言の撤回や謝罪の意思がないことを表明した。

今村市長といえば、これまでも市議会議員時代に初当選後の市議会初日に茶髪・ピアス・ひげヅラという出で立ちで現れたり、「被災地に必要なのは、プロだけです」とボランティア不要・迷惑論を唱えたりと、騒動がクローズアップされてきたが、今回の騒動はどのようなものなのだろうか。

今村市長の発言内容

今回問題視されている市長の発言内容は

「中高生だったころの私に必要な居場所は、授業を抜け出してタバコが吸えて楽器が弾けるところでした」

「(普段は使っていない部屋の)鍵を盗み出し、合鍵を作った。それで私たちは自由にタバコが吸えて楽器が弾けました」

「見回りのガードマンにはエロ本やお酒を渡して味方に付けました」

などで、市長自身がバリバリの非行少年であったことがうかがい知れるエピソードを中高生に向けて披露したもの。

8日の市議会本会議では女性市議がこの市長の発言を「市長として自覚を持つべき」と非難したところ、今村市長はブログで「ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で『お下品ザマス!』って言っている女教師みたい」と揶揄。「キレイゴトは中高生を子ども扱いし、敬意を欠いている」などと持論を展開し、発言の真意が中高生に向けて自身の経験をさらけ出すことにあったことを弁明した(のちに不適切として指摘されたため、この表現部分に関しては削除・修正された)。

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今村市長が意識する”青少年と同じ目線”

今村市長は発言内容の謝罪も撤回もしない理由を「会場で自分の話に耳を傾けてくれた中高生を翻弄することになるから」としている。つまり当日話した内容は中高生に向けて嘘や偽りなく語ったもので、訂正などして惑わすようなことはしたくないということだ。

市長はブログにおいても、大人から青少年たちにメッセージを発信する際に「嘘をつかないこと」「信頼してもらえること」を青少年と同じ視点で真剣に捉えていかないと、どんなにうわべだけで立派な主張をしても彼ら彼女らの心には届かないことを力説している。そしてその根拠には自らの不良少年時代に接した大人への見方や経験という裏付けが確信となっているのだ。

市長は当日の会場で自分の話を聞いてくれた中高生からのクレームならわかるが、第三者である議員からの苦情は検討にすら値しないとの考えを表明している。要はメッセージを発信した自分と発信された相手、市長と中高生の間での問題であり、中高生に対しては自分の考え方はそれなりの情熱を持ったメッセージとして伝わったと満足している。むしろ、講演内容を議会などで非難される現状の報道を見た中高生が感じる悪影響の方を懸念しているという。

賛否両論はあるが、今村市長のようなスタンスの考え方をする人間が行政にいてもいいのではないかと感じる。

旧来の凝り固まった教育理念だけが今後も未来永劫青少年教育の基礎となっていくようでは、ますます将来の日本を支え変えていく優秀な人材の誕生は望みにくくなるだろう。今のところ今村市長のような人物は特に行政などに身を置くパーソナリティとしては「ただのトンパチ」のレッテルを貼られがちだが、多様化社会に見合ったより豊かで柔軟性を持った考え方は行政こそが率先して取り入れていかなければならない時機を迎えているのだ。

社会が変革するスピードはかつてなく早まっている。現状にあぐらをかいていたらあっという間に時代の変化に取り残されてしまうのが現代社会なのだ。大人たちも青少年のように敏感な感性を持ち合わせなくてはならない。残念なことに多くの大人はそれに気づいてすらいないのではないだろうか。

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