湖池屋の高級ポテトチップス 2種類が”売れすぎ”一時販売休止

湖池屋プライドポテトCM鈴木瑛美子
出店:湖池屋ホームページ

今月6日から販売されている湖池屋の新ブランドのポテトチップス「KOIKEYA PRIDE POTATO」シリーズ。「魅惑の炙り和牛」味、「秘伝濃厚のり塩」味、「松茸香る極みだし塩」味の3種類をレパートリーし、発売以来爆発的な売れ行きを見せていたが、あまりにも人気が高く、14日には「魅惑の炙り和牛」味が生産が追いつかないため一時的に販売が休止された。そして20日、同シリーズ商品「松茸香る極みだし塩」味が、やはり供給が追いつかず一時販売休止となることが発表された。

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湖池屋にとってはまさに”嬉しい悲鳴”であるが、食べ損ねたままのユーザーにとってはしばらくお預けをくらうこととなり販売再開まで待ち遠しい日々を送らざるをえない状況となってしまった。

湖池屋によれば欠品中の2商品については「できるだけ早い時期に販売を再開できるように努力していく」とのコメントが発表されたが、具体的な日にちなどは現在のところ不明。

今回「プライドポテト」がこれほどまでに話題を集めている理由は、もちろん高級ポテトチップスの美味しさということが根底にはあるが、認知度を高めた直接的な要因はCM戦略の成功によるものと見られる。

現在放映中の同商品のテレビCMは、17歳の女子高生アマチュア歌手の鈴木瑛美子さんが大自然の中を絶大な歌唱力で歌いながら歩いていくというもので、テレビ視聴者にとって突如として鈴木さんのゴスペルで鍛え上げた本格的な歌声が耳に入ってくることにインパクトがあるためか、たちまちSNS等で拡散され話題となったのだ。おそらく制作サイドとしてはCMのフレーズを本格的な歌唱力で歌わせることでギャグの要素を取り入れた(「消臭力」のCMの類)のだと思うのだが、鈴木さんの実力が凄すぎるあまり、ボーカル部分にだけ注目が集まってしまったという誤算を招いているのが現状ではないかと推測する。

鈴木さんは2015年にゴスペル甲子園のボーカル部門で優勝、16年9月にはテレビ朝日系「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王NO.1決定戦」にも出場し、その度に”歌がうますぎる女子高生”として注目を集めていた。

そんな潜在的には若者たちの間で一部知られていた鈴木さんの起用とCMの構成や内容が見事にハマったことが、今回の商品の大ヒットに繋がった1つの要因であることは間違いない。

湖池屋の商品で一時販売中止になる程の人気を博したのは1984年9月発売の「カラムーチョ」以来だという。昨年開催された「お菓子総選挙2016」においてもベスト30の中で湖池屋の商品は7位の「ポテトチップス のり塩」と20位の「カラムーチョ ホットチリ味」の2商品のみで、他社を追随する商品の開発が待たれていたところ。この「KOIKEYA PRIDE POTATO」は久しぶりの看板商品になりうる大ヒット商品だけに1日も早い販売再開が望まれる。

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