松方弘樹さん死去 脳リンパ腫で昨年2月より闘病

松方弘樹さん死去

俳優の松方弘樹さんが21日、脳リンパ腫のため他界した。

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松方さんは昨年2月初めに「身体全体が痺れる」などと訴え、後日検査を受けたところ脳リンパ腫と診断され入院、闘病生活を送っていた。脳リンパ腫は腫瘍が脳内にできるため手術による除去も困難と言われ、松方さんは放射線治療と抗がん剤治療の二つの治療法を中心に病と闘っていた。昨年秋頃に行なった抗がん剤治療中に脳梗塞を起こし、一時的に治療を中止せざるをえなくなったという。期間を開けて治療が再開されたものの、その後も脳梗塞を2度起こしてしまったため、治療が進まなくなりがちだったという。

1月上旬に女性誌が報じた内容によれば、松方さんの容体は芳しくなく、秋頃からは移動は全て車椅子、時々意識混濁も見られ面会に来た人も誰かを認識できないような状態だったという。病院内ではVIP個室からかなり狭い個室に移り、看病は事実婚関係にある相手女性が献身的に行なっていたという。

松方さんは「昭和残侠伝」シリーズといった任侠映画や、「仁義なき戦い」シリーズ、「柳生一族の陰謀」、テレビ時代劇「遠山の金さん」などの大型時代劇を中心に活躍した昭和の大スター俳優。親友の梅宮辰夫らと釣りを共通の趣味に持っていることは有名で、巨大マグロなどを釣り上げニュースになることもしばしばあった。

本業の俳優業以外でもバラエティーなどに出演し俳優の時とは違った親しみやすいキャラクターでお茶の間の人気者になった。ビートたけしの「天才・たけしの元気が出るテレビ」(日本テレビ)では笑上戸な一面や時折裏がえる声、ハンカチを独特の使い方で汗を拭くしぐさなどで話題となり、コワモテの俳優がバラエティーに出演して庶民的な一面を見せるという現在では珍しくなくなったスタイルの草分け的存在でもあった。

ありきたりな表現になってしまうが、また昭和を代表するスターが一人逝ってしまった。心よりご冥福を申し上げたい。

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