日建設計が豊洲市場に「盛り土不要」の提案をしたことが発覚

盛り土を省いたのは日建設計の技術提案書

豊洲市場地下空間盛り土なし問題

豊洲市場の地下空間問題について、先日発表された都の調査結果報告においては「段階的に盛り土なしなしの方向性が決まっていったため企業や部署や個人などの特定が難しい」とされていましたが、その後の都議会民進党の調査により、設計を担当した「日建設計」が2011年1月までに「盛り土不要」と記載した技術提案書を都に提出していたという事実が発覚しました。

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盛り土なしと明記された書類としては一番古い資料となり、実際にこの提案の2ヶ月後の2011年3月には都と日建設計の契約が締結されています。つまり実質的にこの提案書が地下空間を誕生させた発端となる重要証拠となるのではと注目が集まっています。

この新たに見つかった資料によれば日建設計は提案書に「盛土不要」と明記しており、根拠に「可能な限りのスケジュールの圧縮」と説明、盛り土と基礎工事と一体的に検討することで無駄な工事を省略する意向を示していました。都議会民進党は日建設計の担当者からもヒアリングを行なうべきだとして徹底的に追及を深めていく姿勢を見せています。

日建設計の背後に浮上してきた都議会のドン内田茂の影

日建設計は創業100年以上の伝統と実績のある企業で、豊洲市場では青果棟5街区・水産仲卸売場棟6街区・水産卸売場7街区を単独受注されています。

盛り土の費用として計上されていた約117億円が、盛り土工事を省略し、その事実が伏せられていたことでどこかに消えてしまいました。

どこかの誰かがこの浮いた費用を自分のものとして懐に入れていたとしたら、これはもう犯罪ですので事件として立件されてくるでしょう。

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都議会のドンとして悪名高い内田茂議員が役員を務める「東光電気工事」という企業が豊洲市場の工事を受注していたことが発覚し、斡旋の疑いの声が上がり始めています。内田氏は豊洲市場の監査役も務めているとあって、素人目には疑いの目でつい見てしまいたくなります。

この日建設計の提案書についても「盛り土なし」の指示を出した黒幕がいることは想像に難くありません。頭から内田氏との関係を疑うのは拙速かも知れませんが、これまでの経緯を見ていれば、内田氏と地下空洞問題と消えた巨額費用を結びつけて考えたくもなるの当然です。

期待のかかる小池都知事の追及姿勢

小池都知事は地下空洞問題について今後も追及していくと話しています。関係した当該者たちは内心ヒヤヒヤものでしょう。言いなりにできる増田候補や無知の鳥越候補が知事になってくれていたらと、改めて小池知事の就任に地団駄を踏んでいることかと思います。この問題の黒幕発覚は時間の問題で、このままうやむやにして終わることはもう出来ない段階に来ていることは明白です。

オリンピックの競技開催地の問題や待機児童問題をはじめ、解決しなければならない都政の問題は山積しており、豊洲問題だけにいつまでも時間を費やしているわけにはいきません。都民ファーストの精神を掲げる小池知事としても、それぞれに困っている都民の問題を一つでも多くすくい上げていきたいところでしょう。

都民としても、特に市場で働く関係者の胸の内を思えば、重要なのは市場の方向性を早く正しく打ち出してくれることです。地下問題は黒幕を早くはっきりさせて適切な処分を下してもらいこの問題は終わりにしてほしいところでしょう。

小池知事の厳しい追及姿勢に都民の期待が集まっています。

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