吉田照美に圧力?36年間の冠帯番組が3月末で終了の理由

「吉田照美 飛べ!サルバドール」の終了が決定

吉田照美 飛べ!サルバドールが来春で終了
出典:文化放送公式ホームページ

人気ラジオパーソナリティーの吉田照美のラジオ冠帯番組の歴史が来春をもって終了することとなった。

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現在平日の15時30分から放送されている文化放送の「吉田照美 飛べ!サルバドール」が来年3月末での終了が決定したというのだ。

吉田のラジオの平日の帯番組は1980年10月からスタートした「てるてるワイド」に始まり、「やる気MANMAN!」「ソコダイジナトコ」などを経て、現在の帯番組「飛べ!サルバドール」まで実に36年間途切れることなく続いてきた歴史を持つが、残念ながら来春で吉田の冠帯番組継続の記録に終止符が打たれてしまうこととなる。

政権批判などの発言が終了の原因か?

そんな人気ディスクジョッキーでもある吉田の(帯)番組が何故このたび終了することになってしまったのか?

文化放送は

  • 後陣の育成のため
  • 様々な要素から総合的に判断

と理由についてコメントしている。後陣育成については同局が輩出したみのもんたや吉田のような人気と実力を兼ね備えたアナウンサーを育てていくために番組で実戦を積む場を提供していくためということだろう。

気になるのは「総合的な判断」というコメントについて。

吉田はこれまで自身の番組の中で、政権や原発について歯に衣着せぬ発言をしてきた経緯がある。政治的発言においては暴走する安倍政権を批判する発言内容も多く、また原発施策に関しては一貫して反原発のスタンスを貫いている。

ラジオ番組はテレビと比較すれば政権批判や反原発などの主張は比較的自由に報道できるメディアと言えるが、今回の件については吉田の発言に対して何者かからの圧力がかけられたのではないかとの見方もされている。

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守り続けて欲しいラジオのメディアとしての価値

テレビ・新聞などがスポンサーとのパワーバランスによって骨抜きなメディアになってしまったことを見抜いているユーザーは、今やネットやラジオから発信される情報のほうに信憑性を感じているだけに、ラジオまでもが情報操作されてしまうということになればラジオというメディア自体に大きく失望せざるをえない。

ラジオアプリの「radiko」では先日から新サービスのタイムフリー機能が備えられ、ラジオの媒体としての拡散力を強化し新規ユーザーの獲得や、一層ユーザーに利便性の高いメディアへと進化すべく挑戦が始まったばかり。

吉田照美の番組以外でも、文化放送の平日昼の帯番組「大竹まことゴールデンラジオ」のパーソナリティー大竹まことも安倍政権批判や政治腐敗への辛辣なコメント、反原発のスタンスをとった発言が多く、政治不信を抱く庶民目線でのコメントが人気を博している。実際に昼のラジオ番組の聴取率調査(テレビにおける視聴率調査と同様の3ヶ月ごとの調査)においては大竹の番組は長年トップに君臨しており、リスナーへの影響力は一定のものがあると考えられる。

吉田の番組への圧力があったというのは想像に過ぎないが、もし実際にそのような動きがあったとするなら、文化放送には来春以降もなんとか吉田の活躍できる機会を作って欲しい。幸い土曜日放送の伊東四朗との人気番組「親父熱愛(おやじパッション)」は変わらず放送されるとのことなので、こちらの番組内でこれまで同様に世間の声をどんどん代弁して行って欲しい。

また大竹まことなどの人気パーソナリティーには同様の事態が起きないように守って欲しいという願いも文化放送には託したい。たかがラジオと言われがちだが、リスナーとの密着度はテレビとの比較にはならないくらい濃いのがラジオというメディアである。リスナーの信頼を裏切らないように中立的な発言がなされる場として、その地位を固持して頂きたいものである。

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